高める人権感覚

人権教育=人権を尊重する精神の涵養 そのためには人やその行動に対する正しい理解、理解しようとする姿勢、仲間作り、差別は許さない意識が必要です。
そのためには人権感覚を養っていくことが大事、日常のなかに気づいていない人権感覚の違いが実際にある。例えば
・森永砒素ミルク事件の話、被害者の苦しみの心中に、対応してきた人の真相に人権を大事にしてきた人がいる。
・黒いランドセルの話、 女の子が黒いランドセルを背負い学校に通う中に、女のくせにという言葉が彼 女を傷つけ不登校になってしまった。それを背負って登校した理由に、そのかばんは今はなき小児がん で亡くなった兄への思い、形見であった。
・ネルソンマンデラ氏の言葉、生まれたときから、肌や色や育ち、宗教で他人を憎む人などいない。
人を憎むことを学ぶのだ。もし憎みを学べるのなら、愛を教えることもできる。愛は憎しみに比べ、より自然に人間の心へととどく。
・相田みつを 「土の中の水道管 高いビルの下の下水 大事なものは表に出ない」目立たない仕事をしている人へのあいさつを忘れない。わたしたちはお互いに「おかげさま」で生きているのだから。
人権感覚チェック
・子供を外見から特徴から決め付けていないか
・子供を傷つける言動はないか
・子供保護者への対応は丁寧か
・子供が相談する雰囲気はあるか
・人間関係作りの基本は成立しているか
・子供同士が互いに尊重しているか
感想
人を教える立場にある先生、人生では未熟もの、しかし、子供たちを指導しなければならないのは現実であ。人権感覚を磨く意識、人権を大切にする意識。気付かないものもあるかもしれないという謙虚で冷静な理解、感謝の気持ちを忘れずに、正しいことは強く、適切に指導したいと思いました。