『朗読は 家庭学習の根本』
ある本を読んでいたら、
『わが子を勉強好きにする秘訣』 家庭学習は まず朗読からスタート
という言葉があり、「え、何々?」と思わず読み進めてしまいました。
寺田清一さんの『森 信三先生 家庭教育二十一ヵ条』という本です。
一部紹介します。
家庭学習の、いちばんの土台は、小学の一年と二年では、
国語の本を毎日必ず朗々と声を出して読むということです。
そして堂々と自信をもって読めるようにすることです。
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これは、農業でいったら「土」を肥やすのに当たります。また
コンクリート建築でしたら、地下工事に当たるもので、もっとも
大切な土台づくりです。
毎日の音読の宿題は、聞いていただく方も大変だと思います。
しかし、その積み重ねが子どもの学力の基礎になると思って
いただいて、今後もご協力をお願いいたします。
以前、担任した児童の保護者から、こんなことを言われた
ことがあります。
「先生、毎日子どもと音読を一緒にやっています。自分も
習ったことがあるお話があって、とても懐かしかったです。
子どもが何回も読んでくれるので、覚えてしまいました。
音読っていいですね。」
いつもこんな気持ちで、聞くことはできないかもしれませんが、
少し心に余裕があるときには、一緒に声を出して読んでみたら
いかかでしょうか。子どもが自分から進んで宿題をやってくれるかも
しれませんよ。
下は、2年生の音読カードです。たくさん読めている子がいて感心です。
ぜひ、続けてがんばりましょう!